保育士は、女性が多い職場です。若い保育士からベテラン保育士まで年齢層も幅広いです。経験や家族の関係など、それぞれに環境の違いもあり、いろいろな人と関わる保育士は、人間関係に悩みが多いです。
人間関係の悩みが全くない人は、ほとんどいないと感じます。モヤモヤする悩み、深刻に辞めたいと思う程の悩みといろいろ程度に差はありますが、悩んだ時に考えたいことについてまとめました。
クラスの人間関係がこじれたら、気配りで良い雰囲気に
クラス内で人間関係のトラブルが起こると、日々とても苦痛です。当事者もそうですが、その周囲の人も巻き込まれストレスをかなり感じます。
クラスのリーダーとこじれると、目の敵にされることもあります。こじれる時に、多いトラブルは保育方針の違いではないでしょうか。リーダーの保育を、どうしてもやる気になれない、同じ保育をしたくないと思うこともあると思います。
そんな時に、できませんと正面から主張するのではなく、伝えるタイミング、伝え方など深く考えてから行動してみましょう。相手を気遣いながら、自分の意見も伝えたい、難しいですが良いタイミングや行動で自分の理想の保育へ繋げていくことができると良いですね。
一言で変えようとするのではなく、少しずつの方がうまくいくことが多いです。はっきりと伝えなくても、理想と違う保育に染まらない行動をするだけでも自分の理想を保つことはできます。いつも子どもに気配りをしているように、保育士の間でも気配りを大切に働きやすい雰囲気を作っていきたいですね。
【保育バランス】プライベートとの両立を実現できる求人をご紹介他クラスの保育士との人間関係に悩んだら、距離をおく
同じクラスでは、チームワークが大切ですが、クラスが違えば、接点は少なくなります。関わる必要がなければ、必要最低限のかかわりで乗りきりましょう。無理に合わせることは疲れるし、また嫌な思いをすることになりかねません。接点を少なくしてストレスを少なくしましょう。
人間関係の悩みを保育士の同僚に相談することは、慎重に
信頼している人に相談することもあるかもしれませんが、その内容が広まってしまうこともあります。あまり同僚に相談せずに、仕事とかかわりのない人に相談した方が無難です。
同僚に話して、広まってしまった時のショックは大きいです。自分の思いと違う方向で伝わってしまうこともあり、トラブルになりやすいです。同僚への相談は慎重に、広まってほしくない相談は、しない方が無難です。
苦手な人は必ずいるもの、人間関係で悩みすぎない
誰ともトラブルにならず、嫌な思いをしたり、傷ついたりすることなく仕事をすることは、難しいです。トラブルにならなくても、モヤモヤする出来事があったり、イライラすることもあると思います。
そんな思いは、誰にでもあり、嫌なことをいつまでも考えていても解決するわけでもありません。早めに気持ちを切り替えるようにしたいですね。自分の切り替え方を見つけ、何か好きなことに集中するとか、楽しみを見つけるとか切り替えを心がけましょう。
苦手な人がいることも、マイナスに捉えずに、そんな自分を受け入れて、少しでも良い方向へ進むようにしていきたいですね。
保育士同僚のSOSに寄り添って
同僚から悩みを打ち明けられたり、困っている様子があったり、辛そうだと思ったら、寄り添ってじっくり話を聞きましょう。
相手にもよりますが、話したくない様子があれば、無理に踏み込まず相手の気持ちを尊重してください。話したい気持ちになった時に力になろうという気持ちが大切です。相談事は自分の中で留め、他の人には話さないことが何より大切です。