筆記試験に合格したら、次は実技試験に向けて準備をします。保育士試験合格まであともう少しです。ここまできたら、全力を尽くすのみです!
保育士実技試験対策、まずは科目を選ぶ
実技試験は、選択で3科目から2科目選び受験します。自分が好きな科目、できそうな科目を選ぶと良いと思います。
私は「言語に関する技術」と「造形に関する技術」を選択しました。「音楽に関する技術」は選びませんでしたが、ピアノやギターを習っていた人、自信のある人は、チャレンジしてみることをオススメします。
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絵本を選びます。題材の中から、読みやすい、表現しやすい絵本を選ぶと良いです。私が受験した時は、10年くらい前でしたが、題材が決まっておらず、3歳児に読み聞かせる絵本で、自分の好きな絵本を選び、話しました。
ユーキャンでオススメの絵本が紹介されていました。繰り返しのあるお話が3歳児にオススメということで、「大きなかぶ」や「ぐりとぐら」が紹介されていました。私は、「どうぞのいす」を選びました。繰り返しがあり、話の内容、絵本の絵がかわいくて、決めました。
今は、課題の絵本の中から選びます。読みやすい、好きな絵本を選ぶと良いと思います。選択肢が限られるので、選びやすいですね。
絵本を決めたら、練習です。絵本を何度も読み、覚えます。絵本を見ずに話さなければいけないので、ひたすら覚えます。そして声に出して読みます。とても恥ずかしい状況ですが、やるしかありません。試験のためです。誰かに聞いてもらうと良いとよく書いてありますが、私は恥ずかしすぎて、子どもの昼寝中にひたすら一人で声に出して読んでいました。
当日は緊張しましたが、なんとかなりました。誰もが緊張すると思います。たくさん練習して話すことに慣れることで、自信がつき乗り切れると感じました。
保育士実技試験「造形に関する技術」
過去に出たテーマやどんなテーマが出るか予想しながら、絵を描いて練習をしました。これも、ユーキャンの通信講座で対策があり、参考にしました。何度も描くうちに、だんだんスムーズに早く描くことができるようになっていったので、いろいろな場面をたくさん描くことは、良い練習になると思います。何十枚も描いて練習し、だいぶ自信がつき、楽しくなっていきました。
色えんびつで描きますが、オススメは、色えんぴつの両方を削ることです。芯が折れた時の対策で、両方を削ることで安心感が増します。
肌色、オレンジはよく使う色だったので、使わない色は持って行かず、肌色系の色は似たような色を追加したり、自分で色えんぴつを使いやすいようにカスタマイズすることもオススメです。
保育士の仕事と実技試験のつながり
言語、造形、音楽とも保育士の仕事をする上で、とても大切な要素だと感じています。全て完璧にできる必要はありませんが、絵本を子どもに読む機会は、とても多いし、他の先生もそれを見ています。試験で保育士の練習をするつもりで取り組みましょう。絵を描く機会も多いですし、ピアノをひく機会も多いです。
園によって、何歳児に配属されるかによっても違うと思いますが、私は、「音楽に関する技術」を試験で選びませんでしたが、仕事をし始めて苦労したことにピアノもあります。試験で選ばなくても、保育士になりたいと思ったら、ピアノの練習を少ししておくと良いと思います。
ただピアノができないからと言って保育士になることをあきらめることは、もったいないです。ピアノが苦手な保育士はたくさんいますし、得意な人がピアノをひくという園もあります。ピアノなしの園もあるので、就職の際に、検討するようにし、保育士になる時にはピアノのことは深刻に考えなくても大丈夫です。ただ、少し練習しておいた方が、保育士になってから苦労することが少ないかもしれません。
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絵本のある暮らし、幸せな時間。|絵本ナビ