保育士試験合格後の就活!保育士は人手不足
ママになって初めての就活
保育士試験に合格して、すぐに就活を始めました。我が子は保育園の1歳児クラスの年でした。子どもが生まれてから、初めて仕事をすることにし、しかも未経験の保育士にに挑戦しました。不安しかありませんでしたが、保育士として働くまでは、それほど難しくありませんでした。やはり人手不足の職場であることが大きいと思います。仕事を探し始めてから半年かからないうちに、保育園で働くことが決まりました。
それまでの職歴は、総務事務を3年、経理事務を7年した経験がありました。転職して違う職場も経験しました。もともと就職氷河期に就職したため、就職の厳しさには慣れていて、保育士を目指したことも、何か資格があった方が子どもを抱えて仕事を探す時に、有利になるだろうという考えもありました。子どもが好きで、子どもにかかわって仕事をしたいということも、もちろんありましたが。
ママの就活の選択肢は広く
どうしても保育士として働こうと思っていたわけではなく、子どもがいることで、以前よりは仕事を決めることが難しくなると思い、選択肢を広げなければいけないと思い、経験のある事務職と経験のない保育士と両方の仕事に応募していました。面接も事務と保育士とどちらも受けていましたが、経験のある事務職は、面接を受けても不合格になっていましたが、保育士の方は、2つの施設から内定をもらいました。働く条件の良い保育園で働くことを決めて、保育士の生活がスタートしました。
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保育士として働いてみて、私は保育士試験に合格してから働きましたが、合格前に働くことも悪くないと思います。合格しなければ、保育補助として働くことになりますが、保育補助で保育士の仕事をよく見ることができる経験も貴重な経験だと思います。
未経験保育士のスタートは大変
私は保育士として働くことは初めてでしたが、すぐに一人前の保育士として仕事をすることを求められました。初日から当たり前に、連絡帳を書くことを求められ、「どうしよう」と焦ってしまいました。わからないことは、何でも聞き、快く教えてくれる同僚が多かったので、なんとかやってこれましたが、保育補助を経験することも良かったなと思います。
実習がない保育士試験
保育士試験で保育士になった人は、実習がありません。保育の学校へ通い資格をとった人は、実習で保育園や養護施設など、たくさん経験します。実習では自分の保育についての改善すべき点や、良かった所など指摘してもらい、また学ぶことができます。いくつかの園を体験することもできるし、学校でもまた指導を受けることができます。
その経験ができないので、保育補助として働くことは、とても良い経験になると思います。保育補助は保育士のサポートですが、同じようにじっくりと子どもとかかわることができます。保育士の資格を持っていても、保育補助を希望する人もいます。
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社会人経験、子育て経験は大きな力に
実習を経験していない後ろめたさを感じることもありましたが、最初のうちだけです。それ以上に社会人としての経験は、基本的な社会人としてのマナーが身についているということで、プラスになります。電話応対などは、むしろ保育士しか経験していない人よりも慣れているし、保護者との接し方も社会人の経験が生きていました。事務でパソコンの経験があったことで、パソコンでの作業は他の保育者から頼りにされることもありました。
子育て経験はもちろん、自信を持つべきポイントです。大変な子育ての経験は、保護者の気持ちも理解できますし、子どもに対しても経験者の気持ちで接することができます。保育士として自信を持つポイントです。
保育士試験合格の保育士は保育園では少数派ですが…
学校を卒業していないことに不安にならず、保育士試験に合格したことを、誇りに、自信を持ってください。保育園に入ってみると、私以外は全員学校を卒業した保育士で保育士試験合格の保育士は一人でした。そこでまず、私は普通の保育士ではないと不安になりました。
学校を出ていないことで、自信をなくしていた時に、主任の先生が声をかけてくれました。「ただ卒業しただけで、たいして勉強しなくても資格をとった私たちとは違う、目標を持って勉強して資格を取った人は尊敬する」と言ってもらい、少し自信を持てたことは、何年たっても覚えていて、私にとって大きな力になった言葉でした。
本当にその通り、しっかりと知識を身につけ、勉強してきたことに自信を持ってください。不安に思う人にも、ぜひ保育士に挑戦してほしいと思います。
大切なことは、日々の保育での学び
保育士は、学校や独学の勉強で身につく知識の他に、実際に仕事をしていくことで覚えていくことがたくさんあります。実践が大事です。どこで資格を取るかよりも、その後の日々の仕事にたくさんの学びがあります。まずは、保育の現場に入ってみる。そこで一つ一つ覚えていきましょう。そして子どもと触れ合いながら、また学んでいく。とてもやりがいのある仕事です。