園で指定された持ち物を準備すること、体調面で心配なことやアレルギーなど報告することは、もちろんですが、生活の面で入園後に困らないよう、いろいろなことを少しずつ準備できると安心です。準備しておいた方が良いことについて紹介します。
0歳児入園は、ミルクに慣れておくと安心
母乳を飲んでいる場合、月齢によってはミルク、哺乳瓶に慣れた方が安心です。保育園では、ミルクの提供になるため、ミルクを飲むことができないと子どもが空腹を感じてしまうことになります。冷凍母乳可の園もあると思いますので、希望があれば事前に確認をすると良いでしょう。
ミルクを飲まない場合の対応も園によって違いがあります。事前に確認してください。まだミルクしか飲めない、離乳食が始まらない月齢では、ミルクを飲めない場合、お迎えをお願いすることもあります。スムーズに仕事に復帰したい場合は、ミルクに慣れておくことをオススメします。
産後に大変な思いをしながら、母乳育児を進めてきた場合、ミルクを飲むことに抵抗があるかもしれません。そんな時は、園に相談してみましょう。そんな気持ちを正直に話してみて、何か良い解決策が出てくるかもしれません。また少し入園の時期を遅くしてみることも良いかもしれません。
0歳児から、生活のリズムを大切にする
月齢によりますが、離乳食が始まる前は眠くなったら、眠る自由なスタイルの生活リズムです。子どもの様子を見ながら、しっかり睡眠時間を確保しましょう。
離乳食を開始したら、離乳食の時間に合わせて、少しずつ生活のリズムを作っていきます。園で提供する離乳食はだいたい時間に決まりがあることが多いので確認して、11時くらいが離乳食の時間なら逆算して8時くらいまでには朝の離乳食を終えるようにします。2回食、3回食と進むにつれ、さらに生活のリズムを安定していくことが大切です。園によって、進め方に違いがありますので、しっかり確認しておきましょう。
離乳食を開始したら、いろいろな食材にチャレンジする
園では、家庭で食べたことのある食材のみ提供します。食品摂取表が園から配布されます。給食で出る食材を家庭で食べているか園に伝えます。食べていなければ、その食材を抜いたメニューが提供されることになりますので、月齢により食べることができるようになったら、いろいろな食材にチャレンジした方が良いです。メニューによって、家庭で食べていなかったために、1品少なくなってしまったということもあります。
何でも早めに食べておくことが良いわけではなく、月齢に合わせて進めていくことが大切です。適切な時期に適切な食材をしっかり食べるようにしましょう。仕事をしながら、離乳食を作ることは、とても大変なことですよね。さらに少しずつ新しい食材も取り入れるとなると、また大変ですが、家族で協力したり、ベビーフードに頼ったりしながら、乗り切りましょう。
0歳児入園は、急な体調不良に備えて!
入園した最初の年は、体調を崩すことがたびたびあると思います。我が子は、鼻水の出ていない時の方が少ないくらい、年中鼻水が出ていました。
そんな体調不良に備えて、急なお迎えの連絡に対応する準備、仕事を休めない時に、家族で交代で休むようにしたり、病児保育を調べたりと準備をしておくと、良いでしょう。
0歳児入園は、かかりつけ医との連携が大切
体調不良の時はもちろん、0歳児は予防接種も頻繁に受けます。入園すると体調不良で予定通りに予防接種を受けることができないこともあります。かかりつけ医に相談しながら、スケジュールを組み、しっかりと受けるようにしていきたいですね。