保育園用の服選び、気をつけるポイントがあります
保育園に入園すると、子どもの服装で園からのお願いがあると思います。保育園では、活動しやすくて、自分で着脱がしやすい服がオススメです。
まだ小さくて、家庭では服を着せてあげたり、脱がせてあげたりが主流な年齢でも、保育園児は、自分でやろうとする気力に溢れています。そのやる気を手伝う保育士と、やる気に満ちた友だちを横目で見ながら、やってみようとする気持ちが出てきたり、多くの子どもと接する保育園では、まだ早いと思うことも、どんどん自分でできるようになっていきます。
そんな子どものやる気には、活動しやすい服選びが大切です。家庭で着ていたお気に入りの服が、園では不向きで着れないということもあるかもしれません。休みの日でも園でも、どちらでも着ることができる服が便利ですよね。保育園で気をつけたい服のポイントをまとめました。
保育園で着る服、気をつけたい服選びの7つのポイント
1,一年を通して薄着にする
子どもは、よく動きたくさん汗をかきます。大人よりも1枚薄着で大丈夫です。寒い季節でも、部屋で過ごす時は暖房がしっかりきいています。薄着を心がけましょう。裏起毛の服は、汗をかきやすいので着ないでくださいという園もたくさんあります。薄着を心がけましょう。
2,ズボン、Tシャツの丈に気をつける
服の丈は、とても大切です。ちょうど良い丈の服を選びましょう。子どもはすぐに成長するので、ついつい大きめを買いたくなる気持ちもよくわかります。
ズボンなら、裾を引きずったり、踵で踏んでいるような丈は、すべって転倒する危険があります。
Tシャツの丈が長いと、不便なことが多いです。チュニックタイプの服は、とくに活動しにくいです。トイレで汚してしまったり、足元が見えにくかったりと危険なこともあります。ハイハイをする赤ちゃんの時期に丈の長い服を着ていると、手で踏んでしまい前に進めなくなってしまうようなことも多々あります。
ズボンもTシャツの丈も長い服は避けて、活動しやすい丈を心がけましょう。
3,ちょうど良いサイズ
ちょうど良いサイズの服を着ましょう。小さすぎる服は、着替えにくいことがあります。子どもが園で困ることのないように、サイズアウトした服は、着ないようにしましょう。
大きすぎる服も、動きにくかったり、ウエストが落ちてきたり、袖が長かったりと園での生活で不便になることがいろいろあります。ちょうど良いサイズの服が良いです。
4,ズボンの生地は、固くないものを選ぶ
固いデニム地のズボンは、着脱に時間がかかることがあります。ストレッチのきいた素材だと着脱しやすいです。動きやすく、遊びにも集中できます。ストレッチ素材がオススメです。ウエストはゴムのズボンが、子どもがはきやすく動きやすいです。
5,袖をまくりやすい服
シャツで、袖にボタンがついていたり、フレア袖の服は袖をまくりにくいため、園では不向きです。食事、排せつ、外から帰ってきた時など、園では頻繁に手洗いをします。袖がまくりにくいと、すぐに袖が落ちてきてしまい、袖を濡らしてしまうことが多いです。袖をまくりやすい服が良いです。
6,ボタンのない服
シャツタイプのボタンのついている服は、着脱に時間がかかります。着替えの時に、時間がかかり、子どもが焦ってしまうことがないよう、着脱の簡単な服が園ではオススメです。
赤ちゃんの場合は、ボタンが取れて口に入れてしまうということがないよう、ボタンの服は禁止の園もあります。
7,フードのない服
フードのある服も禁止の園が多いです。フードが何かに引っかかってしまったり、引っぱられてしまったりということがないように、フードのついている服は選ばないようにしたいですね。
保育園用の服選びで気をつけること、まとめ
園での服は、いろいろな制約があり面倒と思うかもしれませんが、子どもが園で快適に過ごすことができるようにするために大切です。おしゃれを優先したい時はお休みの日にして、園では活動しやすく、着脱も簡単なシンプルな服を選びましょう。